どうも、京都屋のナカノです。
優美高妙【ゆうびこうみょう】という四字熟語を知っていますか?
意味は、”みやびやかで美しく、高く優れていること” とある。
まさにグランドセイコーは、優美高妙な時計と言えないでしょうか。
グランドセイコーが目指してきた50年とは、高精度である事だけではなく、見やすいこと、使いやすいこと、長く愛用できることなど、腕時計の基本の追求と挑戦でした。
グランドセイコーに込められた挑戦する精神は、少しも変わっていません。
グランドセイコーの使命とは、”グランドセイコーであり続ける”ということ。
カッコイイー!
搭載されている9Fクオーツムーブメントは、グランドセイコーのためだけに開発されたムーブメントです。
★常識を捨てる!
9Fムーブメントの開発は、『薄くて軽い』というそれまでのクオーツムーブメントの常識を捨てる事から始まった。
★重量オーバー!
まずこの9Fムーブメントの開発で、技術者に最初に突きつけられた難題は針だった。
初代グランドセイコーのような太く堂々とした針を回したい。
しかしその重量は、それまでのクオーツムーブメントが動かせる限界を超えていた。
そして開発されたのが、エネルギーを節約しながら重い針を動かすことができる『ツインパルス制御モーター』。
しかし難題はそれだけでは終わらない。
★瞬きより早く!
夜も遅くなると、腕時計のカレンダーの窓の中の数字がずれはじめ、
12時が過ぎてやっと正しい日付になる。これまではとっさのときに日付がわからない。日付を瞬間的に切り替えるカレンダーは、トルクの強い機械式時計ではいくつか例があるがクオーツ式の時計では前例がなかった。
前例がなければつくればいい。
いくつかの機構が試作され、2000分の1秒で切り替わるカレンダーが、クオーツ式の時計にはじめて搭載された。
★震える秒針!
歯車は『遊び』が無ければ回転できない。しかしその『遊び』が秒針の震えの原因になる。
この震え押える機構は従来からあったが、その効果にグランドセイコーの開発者たちは満足しなかった。
そして『バックラッシュ・オートアジャスト機構』という新しい方法が開発された。
秒針の的確で美しい動きを実現したこの機構には、機械式時計の心臓部を構成するひげぜんまいが使われている。
★クオーツは調整できない?
ほとんどのクオーツムーブメントには調整する方法がないが、この9Fムーブメントには『緩急スイッチ 』という機構が搭載されている。
使いはじめて数年を経て、年差レベルでの進み遅れの傾向がはっきりしたときに、使うためのものだ。
ただしこのムーブメントに使われている水晶振動子は特別なテストやエージングを経た『エリート』ばかりなので、この『緩急スイッチ 』の出番はあまりない。
★540回の検温!
クオーツの水晶振動子は温度変化に弱い。
1秒間に32.768回という振動数が、温度によって上下してしまうのだ。
これをそのままにしておいては年差の精度が確保できない。
そのため9Fムーブメントは時計内部の温度を1日に540回、センサーで測り、水晶振動子の基準からずれた振動数を検知し、その誤差を補正している。
この9Fクオーツムーブメントは、『クオーツを超えるために、生まれたクオーツ』といえる!
■ブランド:グランドセイコー
■型番:SBGX053
■ケースサイズ:39mm
■ムーブメント:9F62 (クオーツ )
■素材:ステンレス
■文字盤:ホワイト
■機能:日常生活用強化防水(10気圧)
■付属品:箱(内・外)取説・保証書
■内径:20.0cm
■定価:294,000円
〔見やすさレベル〕★★★★★
この時計が見難かったら!掛け時計を持って歩いて下さい!!
〔使いやすさレベル〕★★★★★
究極の実用時計を目指すグランドセイコーには”愚問”かもしれない。
〔コンディションレベル〕★★★★☆
凄く綺麗な中古です。
〔オレが欲しいかレベル〕★★★★☆
ザ”究極の実用時計、車で例えるとクラウンのロイヤルサルーンといった感じ。
〔押しの強さレベル〕★★☆☆☆
”押し”が欲しけりゃ舶来時計を買って下さい!!
凄く綺麗な絶品中古です!
この機会に是非!
販売終了しました
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